【ダーニング】レース糸は「丈夫さ」が魅力です

サムネイル用の画像 ダーニング・お直し
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ダーニングの糸について、刺繍糸毛糸をご紹介してきました。
今回ご紹介するのは「レース糸」。

実は私、ダーニングの糸として最も付き合いが長いのがレース糸なんです。
長く使ってきたからこそわかる、レース糸の魅力をご紹介できればと思います。

レース糸は丈夫さが魅力

レース糸は撚りがしっかりかかっているので、糸がかたく、洗濯しても毛羽立ちにくいです。

半年前にダーニングした靴下の画像

上の画像は靴下にダーニングを施したものです。
丸で囲んだ部分は、半年以上前にダーニングしました。
ピンクの丸で囲んだ部分がレース糸水色は毛糸です。

レース糸は、半年使い続けても糸の1本1本がくっきりしています
一方、同じ時期に縫った毛糸はすでに擦り切れていて、穴があいた部分を黄緑の糸で再度縫い直しています。

こうして比べてみると、レース糸の強さがわかるのではないでしょうか。

ゴワゴワすることが欠点

ただ、レース糸にも弱みがあります。
糸が硬いことです。

毛糸や刺繍糸よりも糸に硬さがあるため、ダーニングした箇所が肌に触れた時に違和感がでるかもしれません。
特に靴下は肌との密着度が高いので、ゴワゴワを感じやすいです…

このため、気になる方は肌着よりも、肌との間にゆとりのある上着に使うなど、レース糸を使う場所を選ぶとよいです。

ゴワゴワ感を減らす3つの方法

また、ゴワゴワした感じを減らす方法も3つあります。

  • レース糸の撚りをほどき、糸の本数を減らして使う
  • より細いレース糸を使う
  • 縦横どちらかの糸を細い糸に変える

撚りをほどく

毛糸の回でもご紹介した、撚りをほどき、糸の本数を減らしてダーニングする方法です。

ただこの方法、レース糸ではあまりおすすめしません

理由は、糸が擦り切れやすくなるから。
経験的に、レース糸は縫っている途中で糸が急に切れることが多いです。

細い糸を使う

より細いレース糸を使うことで厚みを減らす方法です。
写真はダイソーのLace Yarnの20番(太い糸)、40番(細い糸)でダーニングしたもの。
左が20番、右が40番です。

レース糸の太さに差があるダーニングの画像

右側の細い糸の方が厚みが減るため、肌への触れ方もより柔らかくなります。

縦横どちらかの糸を細い糸に変える

ダーニングの縦糸、横糸、どちらかの糸を別の細い糸に変える方法です。

ダーニングで最も厚みがでるのは、縦糸と横糸が交差する部分。
片方を細い糸に変えると、この交差する箇所の厚みを抑えることができます。
糸は、レース糸でもよいですし、刺繍糸、手縫い糸、しつけ糸など、細い糸ならなんでもOKです。

上の画像で、手前側のダーニングは、縦糸に細い糸(ダルマ/紫野/30番)、横糸に太い糸(ダイソー/Lace Yarn/20番)を使用しています。

最後に

今回はダーニング用の糸として、レース糸をご紹介しました。

私はかれこれ半年以上ダーニングを楽しんできたのですが、レース糸でダーニングした場所が再び穴が開くという経験はまだありません。

また、レース糸は細い糸も充実しています。
なので使う糸次第ではゴワゴワ感も解消できますよ。

もしよければ、ダーニングの選択肢にレース糸もいれてみてくださいね(*^-^*)

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